2006/04/01

今回は友人のS氏と自転車で1泊2日の琵琶湖一周ツーリングをしてきました。2日目です。
画像が多量で重たいですがご勘弁をm(_ _)m 左→右→左下→右の順番でご覧くださいませ。

 

7時起床です。朝の琵琶湖の様子です。
静かでいい感じですね、奥琵琶湖って本当に奥ですね(何

 

ん?来たときには無かったエスティマが止まってますね。
わざわざチャリのそばに止めなくってもいいのにw

 

ここから見ると竹生島も間近に見えますね。
昨日よりも晴れていて視界もよさそうです。

 

ちなみに泊まった部屋の和室部分です。
布団を出せばこちらでも寝られますが、使用しませんでした(汗

んでベッドがある洋室部分です。
荷物とかが放り出してあるのは気にしなくてOKです。
ちなみに僕の荷物は手前ねw

 

こういう風になっています。
この場所の左
側にTVと電気ポットと引き出し金庫と冷蔵庫がありました。

 

いまさらですが、全景。
ちなみに朝食もおいしくいただきました。
この写真はチェックアウト後に撮りました。

 

レンタの館と呼ばれている部分で、本館とつながっていて風呂がある部分です。
日帰りで入浴だけの利用もOKだそうです。
あの中央の黄色っぽい部分は竹の柵でベランダみたいな部分から展望して入浴できます。

んで、泊まったのは新館でした。
本館の1階と新館の2階がつながっていていききできるわけです。
3階に泊まったので一番上の真ん中辺りです。

しつこいようですが、ちょっと名残惜しいのでもう一枚。
出発は"風のハルカ"の最終回などを見ていたら9:00になってしまいました(汗

大浦まで戻っている最中です。
なんかかっこいいアングルなんで撮ってみました。
そういえば"魔女の宅急便"でこんな場所でのシーンありましたねw

もうちょっと端から撮影。
ん〜やっぱり遠くはかすんで見えませんね。

大浦からは国道303号線・8号線を進み木之元まで進みます。
途中トンネルが二つあります。
一個目は岩熊トンネル。
左車線は第一岩熊トンネルで古くからあるようです。
右車線は第二岩熊トンネルで最近出来たようです。
普通は車の流れに沿って左車線を行きたいところですが、
先駆者のサイトでは第二トンネルを使用されていました。
確かに第一は狭くて暗いイメージです。
第二は比較的明るく見えますし、歩道も広そうです。
なので第二を通りました。
正面から4〜6トントラックがやってくるのでやっぱり怖かったですねw
内部は案外空気はきれいでしたが、騒音はひどかったです。
トンネルを出ると急激な下り坂でした、ちなみに時速30km台後半記録。

 

で、問題は2個目のトンネル。賤ヶ岳(しずがたけ)トンネルです。
先ほどと同様に先駆者のサイトではこの看板が見えたら左を進めとありました。
その通りで、右を行くと自動車専用トンネルに入ります。
二輪車・歩行者は左に進んで山を越える旧道を通ります。
ちなみに右に行くとかなりの確率で死ぬそうですw
この看板は琵琶湖一周を自転車で行う人向けに滋賀県が設置しているもので、
これにしたがっていけば一応安全に進めます。
まぁ注意して探さないと分かりませんがw

 

とりあえず登っていきます。この直後ロードレーサーが下りて来ました。
あまり大したことなさそうに見えますが、こいでは上がれません。
押しあがると汗がでるくらいきつい坂です。
あと曲がりながら登っていくので頂上が分かりません。

登っている途中です。正面に見える山が泊まっていた宿がある半島です。



一応整備されてるんでしょうか。あまり目立った傷みはないようです。
ちなみにここの真下が賤ヶ岳トンネルの入り口です。
あと背中側は落ちてきたであろう石つぶてがいっぱいでした(汗



一応頂上というか一番高い部分です。
ここからの左側にはトンネルがあります。
長さは200mくらいでしょうか。向こう側までぶち抜きの真っ直ぐのトンネルです。
それを抜けた場所は工事中で重機やトラックがいました。
そこからすぐに急激な下り坂が始まります。
適度にワインディングしていたので、
荷重移動しながらハンドルを切らずに下りていきました。
下りでは38〜40kmを記録しました(2日間あわせての最高記録)。

 

下ってきてからしばらくすると、親子ツーリングの集まりみたいな集団とすれ違いました。親達のロードレーサーと子供のMTBなど総勢で20名弱くらいでしょうか。
僕達はさぞ奇異を見る目で見られたことでしょうねw
で、写真は近江富士と呼ばれている山です(S氏曰く)。
でも、近江富士(三上山)は湖東〜湖南地域にあります。
つまり勘違いですね。位置的に見てもこれは伊吹山です。

 

びわ町付近で。ん?これなによ。信号ですよね。でも赤色・赤点滅のみって…
だったら単眼の信号機でもいいんじゃないでしょうかね。
そういえば最近、単眼の信号機を見ないです。
昔はよく小さい十字路には黄色と赤色の単眼がクロスで設置されていましたが…
この辺は歩道が狭く、家の前ごとに歩道がくぼんでいて非常に走りにくいです。

 

はい。国道8号線を進んでいくとここに突き当たるわけです。
長浜城ですね。京都人にすれば天守閣があるお城は新鮮ですね。
入城はお金がいるみたいですが、周りの公園部分は自転車でも入っていけます。
とりあえずもう12:00なので昼飯を調達すべく探します。
JR長浜駅前まで行けばマクドがあるだろうということで行って見ると無い…
しかたなくローソンで買って店を出ると、先に外にでていたS氏が一言。
「そこの角曲がったところにマクドあったわ」(簡略化してます)。
orz
とりあえず長浜城公園で食べることにしました。

 

昼食中に一枚。観光客も結構いました。NHKの大河ドラマに関連してるからね。
メニューは…
ミックスサンド、ハムサンド、ツナおにぎりx2、タルタルソースフライロール、ヘルシア緑茶でした。(え?食いすぎだろって)
まぁのどかなところでねぇ、久しぶりに外での食事が美味いと感じました。
ただ…ヘルシア緑茶は決して食事中に飲むものではないと悟りましたw
(あの薬みたいな味はいただけないな…)
ちなみに公園併設テニスコートでは全国高校女子ソフトテニスの大会が行われてました。ん〜あんまり興味ないから(?)素通りしましたよw

 

昼食後の一枚。妙なビニール袋が乗っかっているのは気にしなくていいですw
もうちょっとアングルは下から引いて撮ってもよかったな(何

 

長浜港付近の湖岸で一枚。
わぉ!アルサスが始めて絵になって映ったって感じ(何
この旅のベストショットだとおもいます。
(まぁ背景が何か良く分からないんですけどね…)

 

いや、やっぱりこっちがベストだな(謎
うん決まってる(激謎



ずっと湖岸を進んでいきます。
ただ飛虫がひどかったのでサングラスを着用しました。
途中、やけに背の高い気があったので撮影。まわりの数倍はあるね。
あとこのあたりでやたらとバイクのオフ会みたいなのに遭遇。
レーサーレプリカ・チョッパー・アメリカン・モトクロス・ビクスクetc
いやぁいいねぇバイク。免許取ったらぜひ走りにこようと思いました。

えっと(汗
久々に写真飛びますw
長浜城からこのあたりはどこの道を通ったのかすら覚えていません。
鉄腕DASHの自転車企画みたいに狭い裏路地を通ったり迷いかけたりしたんですw
というのも湖岸をずっと行ってもなかなか距離が減らないんですよ…
疲れが来てS氏においていかれ気味になり始めまして…3時間くらい走ったでしょうか。
なので野洲市付近のマイアミビーチ付近まで湖岸を進んだところで国道447号線に入りました。あとは野洲川を越えれば真っ直ぐ道です。
まぁそれだと面白くないので5:00ごろ、下物あたりから再び湖岸のさざなみ街道へ。
走りやすかったですね。歩道も広いし。
ただお決まりのダラダラアップダウンが連続でした。

これはおそらく矢橋帰帆島の北側の橋から対岸を撮影したと思われます。
湖南で一番目立つ建物であろう、琵琶湖プリンスホテルです。
1日目もすぐそばを通っていたりします。

引いたアングルから。
このあたりでMTBのオッチャンに食いつこうとしましたが、
あっという間においていかれましたw

いいかげん走るのにも飽きてきて、撮影しながら近江大橋をくぐっていきます。

あれはJRの橋でしょうかね。

しつこいようですが琵琶湖プリンスホテル。
やっぱりずば抜けて高いなぁ。

やばいそろそろ薄暗くなってきたぞ。

はい。このあたりはもう瀬田川の河口付近です。
ちなみにこの瀬田川だけが琵琶湖から流れ出る唯一の自然の流れです。
人工だと、有名な第一・第二琵琶湖疎水もありますが…

何の橋でしょうかね。
あと、このあたりにくると、お尻が痛みで限界でに達しますw
まともに座ってこげません。だからずっと立ちこぎし
てました。

←で見えた橋が見えますね。瀬田川大橋を渡って対岸に移動中です。
え?なぜ瀬田の唐橋を渡らないかって?
いや…地図見るのを怠っていて勘違いしてこっちの橋を渡ったんですorz
後日S氏からのメールで気づきました(だから一本むこうだろって言ったのにw)。

もう琵琶湖すらかすんで見えます。というより暗くなってきました(汗

ちなみに反対側。
あの中央に見えるのが、正真正銘の"瀬田の唐橋"です。

浜大津へ向けて北進中。6:00ごろでしたね。
浜大津から京都へ戻るために1号線に乗るからです。


向こう岸から見えていたプリンスホテル。
近づくほどにでかいと感じます。
ちなみに関西の社会科教科書などに、
琵琶湖南上空からの鳥かん写真が載っていることがあるのですが、
この建物だけ飛び出して見えます。それだけ高いということです。

んで、まぁこのあと僕はへこみます。いろいろな意味で。
本来は浜大津から1日目に通るはずで通らなかった道を通って京都へ戻るはずでした。
しかし、S氏が2本手前で曲がったため付いてくと、大津ICか住宅街へ進む大きな分かれ道に出ました。
右へ行くと大津IC、左は住宅街です。ICへ行っても仕方ないので左へ。
なんとそこには湖北以上にきつい上り坂が。ここに住んでいる人超人ですか?(爆
登りきって地図を見ると京都とは逆の方向へ進んでいることに気づきました…
戻るために坂を下って分かれ道へ戻ります。家だらけで暗いので怖かった…
とりあえず2本手前で曲がった地点へ戻ると、S氏がいない。
しばらく待つと、S氏登場。彼曰く「そこまでもどらなくてもJR沿いに西に行けば1号線に出る」とのこと。確かにそうだ。なので、JR路線付近へ戻るため進みます。
そこで悲劇は起こった。7:00過ぎでした…
新しく付けた例のハロゲンライトを操作しようと右下へ手を伸ばしました…
変な体勢のせいでバランスを崩してハンドルが左へ、ガードレールに当たるわけには行かないので逆ハンを切る、倒れまいと左に足を付くのですが速度が出ていたので、
足を中心に車体が斜め前方一回転。ハンドルを抱くように転倒し、本体が覆いかぶさるように僕の上へ…
痛みをこらえて起き上がって立て直してみると、悲惨なアルサスの姿が…
斜めに回転したため、リムが斜めに接地してしまい、ぐにゃぐにゃのフロントリム。
右前方から接地したため、カゴの一番上の枠が右前方から大きくへこんでいる。
そしてメインフレームの左側ロゴ中央に傷が…
後日発覚した被害は、左側バーエンドキャップ紛失、バスケットステーにハブダイナモのコードを止めるクリップ紛失(点灯虫用3個中2個、i-panel用3個中1個、計3個)。
あと左足内側ふくらはぎと右足太もも上部のアザでした。Fフォークが曲がらなかったのが不幸中の幸いでした。さすがに僕は半泣きでしたね。
痛みよりもアルサスが傷ついてしまったことに対して…
とりあえず、カゴを手でまげて何とか点灯虫が正面に向くようにしました。
なんとか自走は出来ましたが、左ブレーキシューとにリムがあたり低速では真っ直ぐ進めなくなりました。とりあえず先に行ったS氏を探して走りまわるw
5分後S氏が見つかったので1号線の逢坂の峠を押して上がり始めます。
登りはさっきも言ったとおり低速で押してあがるのですが、曲がったリムでは思うように進まず、腕が疲れました…
頂上まではかなり疲れました。荷物満載+カゴ破損によりリュックを背負ったため+2日目の夜という疲労感に耐えながら何とか登りました。
頂上からは、京都東IC付近まで一気に走行。ただ真っ直ぐ進まないので怖かった…
んで気づく、ずっと左側の歩道を走っていたのですが、このままずっと走っていくと、
ICへ上がる自動車専用レーンか脇にそれる細い道しかないのです…
下見に事前に来ていたので助かりました。すぐに歩道橋がある場所まで戻ります。
このあたりは道が非常にややこしいので、下見のときや行き道でも相当苦労しました。
行き道では、スロープつきの歩道橋を渡りましたが、帰りはそこまで戻るのすら面倒だった僕は、近くの階段だけの歩道橋に気合でアルサスをかついで渡りました。
S氏は面倒だといって、少し行ったところの地下道を使っていました。

写真は歩道橋を渡った直後に滋賀方面行きの行き先表示を撮影したものです。
見れば分かるとおり、車線が交差している上にわき道があったり、自動車専用道があったりとややこしいのです。んと、この時点で8:00です。

さて、またダラダラと書くことになりますが…
とりあえず行き道と同じように戻っていき、御陵のコンビニで飲み物調達。
にしてもこの付近に来ると無灯火のチャリが目立ちます。何回かこっちが譲ってやらなければ衝突しそうになりました。
死にたいんですかね、無灯火でメールしながら運転・無灯火でしゃべりながら併進・無灯火で荷物満載のフラフラ歩道中央走行…京都人の自転車マナーでしょうか。

さぁ最後の大勝負、峠越えです。ここも押して上がります。地元の人たちは普通にシングル車のママチャリで上がっていくみたいです(汗
ですが、とてもじゃないけどそんな体力残ってませんw
やけに頂上まで長かった気がします。
下りは無灯火車を避けながら一気に自宅まで走ります。
ですが、市内の特に三条大橋や京極のあたりは観光客や夜になって出かけてきた人でいっぱいです。車道の真ん中を通行したりしないと走れません(汗
しかもマナーの悪い車やタクシーが好き勝手に走っています…
(京都のタクシーはマナー悪いです。あとチンピラの車もやたら出没します)
威嚇のため(?)に青色LEDとハンドルの白色LEDをチカチカやって走りましたw
クラクション鳴らされたりして、にらみ返したりしながら我が家まであと少し。
さすがに通っている高校のあたりまで来たときはホッとしましたね。

はい。我が家の塀の前で一枚。9:00丁度に到着。
よく見ると桃天がジュースホルダに(これ最後の水分w)。

お分かりいただけるでしょうか。
よく見るとリムのせいで向かって右側のフォークが隠れているのを。
カゴの縦の枠もよく見ると向かって右に…

もう一枚…
非常に疲れました。ですが充実感もおなじくらいありましたよw

2日間の合計走行距離は237.7kmでした。2日目は134.3km走行したことになります。
琵琶湖一週がだいたい205kmほどだといわれているので、こんなもんでしょう。

i-panel装着(2005年12月)からの積算距離は604.9km。
装着するまで9ヶ月通学に使用していた分合わせても620kmくらいでしょうか。

2日間の合計消費カロリーは2980.3kcal。
2日目は1745.1kcal消費した計算ですね。

到着時の時刻です。まぁこの時計は嫌でもずれてくるんですが、8分早くでるので9時ですね。これにて2日間のツーリング終了w
晩飯食って何人かに報告して1時就寝…

今回のツーリングで…

感想
2日間、チャリをこぐか飯を食っていた。そんな旅でした。
なんかモヤモヤした鬱な気分がふっ飛びましたw
良い気分転換になりました。もし時間があれば、また行いたいですね。
そしてアルサスとのいい想い出作りにもなりました(いろいろな意味でね…)。
ということで、琵琶湖に近い方は是非行ってみてください。
シティ車でも行けるんですから、ロード乗りの方などにはオススメのコースです。

反省点
・地図をもう少し詳細なロードマップ等などにするべきだった。
・荷物はもう少し減らしてもいい。
・車道などを通らず素直にわき道を通った方が早い。
・ライトは走行中には操作しないw
・忘れ物をしないw
・シングル車では登坂時に足に負担が非常にかかってしまった。

わかったこと
・滋賀は人が少なく走りやすい(滋賀県民の皆さんすみません)、そして自転車に優しい県だ。
・シングル車での登坂限界がわかった。
・自分の案外の脚力。
・バイクや車で走ったら最高に楽しそうだ。
・またやりたいと思える旅だった。
・無くそう無灯火自転車。
・京都も観光都市を宣言するなら自転車に優しい街にすべきだ。
・一日で一周してしまう人はすごい。
・S氏の携帯のGPS機能はすばらしい。
次回の改善点
・アルサスを強化する。もしくはMTBランドナーを手に入れる(ぉ
・自分も強化する。
・体力の消耗を防ぐ走り方やペースを工夫する。
・宿の位置を考え直してもいいかもしれない。
・準備はもっと早めに始めて不備が無いようにする。
・あとは反省点を鑑みること。